平成最後の朝、おばちゃんの記憶・・・

平成最後の朝がきた。
雨がやんだ。

おばちゃんは　天皇陛下と美智子さまと同じ時代に生まれた。
天皇陛下もおばちゃんも小学生の間、ずっと戦争が続いていた。
おばちゃんの生きた時代は、天皇陛下が歩んだ時代とぴったり重なる。
京都市民は天皇陛下を、「天皇さん」と親しみを込めて呼ぶそうな。

おばちゃんが

「今日で　天皇さん　重い重い荷物　肩から降ろさはんねんよ。」

と言った。